いのちの贈り物 〜Gift of life〜


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日本のドナー家族


日本ドナー家族クラブのサイト  http://www.jdfc.net



ドナーファミリー・キルトについて
このキルトは、
日本で初めて取り組まれたプロジェクトです。
ドナーとなられた、愛する者へのファミリーの思い出と
心が込められたものです。
ドナーファミリーの勇気を表すものです。
ドネーション(臓器提供)について、
人々が考え合うよすが
あかしとなるものです。
                  日本ドナー家族クラブ

ともに考え合って愛する家族を喪う悲しみは例えようがない。まるで大波に身を引き裂かれるような ・ ・ ・。
ドナーファミリーは、ある意味で「共通の悲劇」を背負い、「残酷な経験」(アメリカのドナーファミリーの言葉)を経なければならない。ドナーとなる多くの者は、事故に遭ったり、犯罪に巻き込まれたり、またなんらかの病気であれ、いわゆる突然死を迎えるからだ。
しかも、ファミリーにとってその悲しみの経過は、けっして“一過性”に終わるものではない。
打ち寄せる波のように、“喪失感”へ侵蝕を繰り返すのである。
時によっては、ドネーションの経験さえ忘却の彼方へ置いてしまいたくなる ・ ・ ・。
このことはドナーファミリーの葛藤に関することであり真実であるが、しかし同時にドネーション(ギフトオブライフ)の真価に光があたる時、ドナーファミリーは癒され励まされるのである。
ドネーションの真価とは何か?それを考え続けていきたい。
ドナーを移植術の奇跡の成功の背後にいる“真のヒーロー”“沈黙のヒーロー”と称えるアメリカ社会は、ドナーファミリーも“喪失の先を見る事のできた、勇気ある家族”とし、全米規模(政府、移植者組織、医療関係、民間団体含む)で、ドナー・レコグニション・セレモニーを行なっている。生命の大切さが謳われている。
ドナーファミリー・シェアリング・セッションも欠かさない。
全米各地域規模でもセレモニーが行なわれ、移植者のスポーツ大会もドナー、ファミリーをつつみ込んで共催的に行なっている。
一方、わが国ではまだ経験も浅く、ギフトオブライフの真価に光がさしていない。
“移植”が一面的に語られているシーンが多く、生命の大切さと、結びつかない呼びかけとなっている。
いわく、「生命のリレー」とか「最後くらいは良い事しよう」とか、「死んでからの生き方」とか ・ ・ ・。
私達は心ある移植者の方々と"互いを思いやる心と心"を重ねて、
ドネーションの真価と生命の大切さについて、考え合っていこう。

日本ドナー家族クラブ 会長 間澤 洋一

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