第16回世界移植者スポーツ大会inバンコック(タイ)
8月26日(日)から9月1日(土)

日本選手は、大きく体調を崩すこともなく、少人数ながら金メダル9個、総数22個メダルを獲得し大活躍でした。 ⇒詳細

日本選手の活躍が動画で見れます。みなさん見てくださいね。

今大会の選手の成績は、このページの下の欄をご覧ください。

関連サイト:チームグリーンリボンメディオバンク通信社

スケジュール

8月25日(土)日本選手団結団式、出発(関西国際空港)

8月26日(日)ロードレース、オープニングセレモニー

8月27日(月)アーチェリー、ボウリング、スカッシュ、自転車(タイムトライアル)

8月28日(火)ゴルフ、テニス、バレーボール、自転車(20km)

8月29日(水)テニス、水泳、バドミントン

8月30日(木)ペタンク、水泳、卓球

8月31日(金)陸上、卓球、射撃

9月 1日(土)陸上、閉会式、ガラパーティー

9月 2日(日)バンコック国際空港22時10分出発

9月 3日(月)関西国際空港午前5時45分着


今大会参加選手の成績 ( )内は子どもの成績

金メダル9(3),銀メダル5(3),銅メダル8(2) 合計22(8)

氏名 クラス
性別
年齢
移植臓器
大会成績及びプロフィール
遠藤 史隆 9ー11歳
11
肝臓
テニスシングルス1水泳25M背泳1位、フリ−スタイル2位、平泳ぎ2位、陸上50m1位、ボールスロー2位
市川 奈々枝 12ー14歳
12
肝臓
走り幅跳び3位、ボールスロー3位
松内  賢三 50歳代
58
心臓
ボウリングシングルス・ダブルスともに3位、バドミントンダブルス3
市川 毅 30歳代
34
心臓
ゴルフ・グロス1、ハンディキャップ2位
芦埜 ゆうき 20歳代
26
腎臓
 
倉田 雄介 28歳代
28
腎臓
バドミントンダブルス、シングルスともに3位
白戸 裕敏

30歳代

33
腎臓
 
玉熊  直志 30歳代
36
腎臓
テニスシングルス3位、ダブルス3位、ボールスロー1位
石井 裕己 30歳代
38
腎臓
戸塚 仁 30歳代
38
腎臓
テニスダブルス3位
仲里  則男 40歳代
44
腎臓
ボウリングダブルス3位、ボールスロー1位、
下野  浩 50歳代
59
腎臓
 
若松  孝子 60歳代
60
腎臓
ロードレース(3km)3位、アーチェリー(30m、50m、マッチプレイ)3種目1位、卓球シングルス2位

卓球2位、移植後34年、我が国で初めて移植者とて子どもを出産。

大久保  通方 60歳代
60
腎臓

世界移植者スポーツ大会は、イギリスの移植医モーリス・スラパック博士によって1978年イギリス・ポーツマスで以下の目的で始められました。

(1) 臓器を提供してくださった方への感謝を示す。

(2) 臓器移植を受けたことにより普通の人と変わらない生活が出来ることを表現する。

(3) 同じ病で苦しむ人達に大きな希望を示す。

(4)より多くの人達に臓器提供を呼びかける

第2回目からイギリス以外の国も参加するようになり2年ごとに国を変え開催している。現在では、世界で80を超える国と地域が世界移植者スポーツ大会連盟(WTGF)に加盟し、参加者が1000人を超える大きな大会となった。我が国は第4回大会から参加しています。

移植者にとってもこの大会に参加し、スポーツをすることが、自分自身の健康維持増進に加え、外国の移植者たちとの交流を通じ生きる糧になっています。我が国においても日本移植者スポーツ協会が中心となり2001年に第13回世界移植者スポーツ大会を兵庫県において開催し、臓器移植普及啓発に大きく貢献しました。

私たちは、「臓器の提供を受け甦った人達が元気にスポーツを楽しむことができ、新しい人生を存分に楽しんでいることを知っていただきたい。臓器を提供くださった方のご家族に移植者が常に感謝し、いただいた臓器を大切に、その臓器と共に生きる喜びを感じつつ生きていることを知っていただきたい」今大会では、このような移植者たちの思いをも伝えたい。

世界移植者スポーツ大会ヘの日本選手参加が移植医療への関心と理解を高め、意思表示カードの所持及び署名に結びつく大きな動機となることを願っています。

お問い合せ先:NPO日本移植者スポーツ協会
TEL:06-6360-0030
FAX:06-6360-1126
E-mail:jts@topaz.ocn.ne.jp


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