日本移植者協議会2012年活動報告

国際漫画シンポジウム展「臓器移植〜いのちの贈りもの〜」
2012年10月4日(水)〜10月9日(火) 9時〜19時
(但し最終日は15時までとなります)
会場:道新プラザ(1階ロビー) 札幌市中央区大通西3丁目6 TEL011-210-5507

 主催 特定非営利活動法人日本移植者協議会
共催 国際漫画シンポジウム実行委員会  FECO JAPAN(フェコジャパン)
展示内容 A4サイズにプリントし、各額に題名と作者及び国名を掲示
     16カ国の作品に坂井貞夫氏などの作品を加え 合計約100点を展示
     主な出展国:日本、イタリア、フランス、トルコ、チェコ、ルーマニアなど

 日本移植者協議会では、発足以来全国各地でギフト・オブ・ライフ作品展やフォーラムなど様々な臓器移植の普及啓発活動を行ってきました。その一つとして当協議会では、一昨年の10月に鹿児島在住の漫画家の坂井貞夫氏をコーディネーターとして、「臓器移植 〜いのちの贈り物〜」をテーマに世界各地の漫画家に呼びかけて国際漫画シンポジウム展を初めて鹿児島県歴史資料センター黎明館において開催致しました。その後、昨年は東京都庁45階南展望室と新宿三井ビルディング1階55SQUAREおいて開催しました。
私たちは、世界の漫画家に「医学の進歩は人間の生命をめぐる新たな治療を生み出します。中でも移植医療は急速に進化し、多くのいのちを救い希望をもたらしています。今回の国際漫画シンポジウム展のテーマは「臓器移植」です。臓器移植は善意による「いのちの贈りもの」であり、臓器移植について考えることは「いのち」そのものを考えることです。世界各国の臓器移植に関する現状を、漫画家であるあなたの倫理観と人間愛によって描いてください。世界中の漫画家たちの作品が、新しい時代に戸惑う多くの人々に語りかけ、理解と議論を深めるきっかけとなることを願っています」と呼びかけました。その結果、今回は世界16カ国から約80展の作品が寄せられました。どの作品も臓器移植、臓器提供をその作者なりに考え表現しています。それぞれが個性的であり、深く考えさせられる素晴らしい作品ばかりです。
 この国際漫画シンポジウム展は、それぞれの作品がシンポジウムのごとく、意見を伝えています。様々な意見を漫画を通じ、交換することにより、一般の方々に臓器提供、臓器移植について今までと違った形で考えていただく企画です。この展覧会が臓器提供、臓器移植に対する理解が深まる切っ掛けになることを願っています。


お問い合せ先:NPO日本移植者協議会
〒530-0054 大阪市北区南森町2-3-20 プロフォートビル507号
TEL:06-6360-1180・FAX:06-6360-1126 E-mail

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