臓器移植推進活動報告（10月18日）

臓器移植患者団体連絡会や日本移植学会など団体の他、ドナー家族、ボランティアなど５０名と青山学園大学吹奏楽バトントワリング部６０名が参加し、午前１２時に水谷橋公園を出発し、外堀通り、数寄屋橋を通り、日比谷公園まで約４０分をパレードしました。当日は、素晴らし晴天に恵まれ、気持ちよく行進することが出来ました。しかし参加者は、過去最低となり、少し寂しく感じました。このところ移植関係者だけでなくメディアも法律が改正され、それでひと段落と思っているのか、関心が薄れているように感じます。 ７月１３日、長年の懸案でした臓器移植法改正案が参議院において可決成立しました。これで我が国もようやく、諸外国と同じルールのもとで移植医療を行うことが出来るようになりました。しかしこれはスタートラインに立っただけに過ぎません。これからが大事です。まだまだ一般の方に理解が進んでいるとは思えません。臓器移植医療は、提供者があって初めて成り立つ医療であり、これからも多くの方々に移植医療への感心を高める活動を進めて行きます。

お問い合せ先：NPO日本移植者協議会（臓器移植患者団体連絡会） 〒530-0054 大阪市北区南森町2-3-20 プロフォートビル507号 TEL：06-6360-1180・FAX：06-6360-1126 E-mail：nichii@guitar.ocn.ne.jp